人間関係を保守するとは、バランスが大事である
人間関係を築きはじめる時とは、
どんな時でしょうか。
なぜ、友達になったり、
恋人になったりと
親しくなれるのでしょうか?
あなたは、このようなことを
考えたことはありませんか?
学生の時に、いつも一緒にいた
同級生や親友、仲間は、
なぜ、いつも一緒にいるのだろう?と
考えたことはなかったでしょうか。
そんなこと考えたこともなければ、
ただ居心地が良かっただけ?という
人もいることでしょう。
いつも一緒にいる関係というのは、
お互いにメリットがあったり、
恋人でもない限り、
「いつも一緒」にいることは難しいです。
若さゆえの無神経さや居心地の良さ、
暇つぶし的な要素もあるのかもしれません。
人と人が関係をきずくときとは、
どのようなときなのでしょうか。
はじまりは、依存から
はじまりは、依存から、
なんだか、
曲のタイトル?のような感じですが、
人と人が仲良くなるとき、
どちらかの人が、「相手に依存」
するところから始まります。
例えば、
相手があなたに興味があり、近づいて来る。
そして、連絡先から住んでいる場所、
最寄りの駅などと、会話を広げ、
関係を築いて行きます。
好きな異性も、
そうではないでしょうか。
「あなたのことを知りたい。」
どんなものに興味があって、
どんなことが好きなのか?
好きな食べ物や性格、趣味など
いろいろ知りたくなります。
依存というと少し「怖い」と
思う人もいるでしょう。
依存でも、自分から一方的な依存であると
上手く行かないことも。
これがまた、二人がお互いに
依存し合ったら、どうでしょうか?
初めのうちは、良いかもしれませんが、
ゆくゆくは、飽きてしまう結末も。。
人は本当に好きな「趣味や特技」では、
飽きずに継続することが可能です。
これが人対人になると、
少し微妙になります。
人は、好きな人には
依存してしまいます。
相手に寄りかかる。相手を頼る。
程度であれば、なにも問題はありません。
では依存関係を和らげるには、
どうすれば良いのでしょうか。
負担と援助のバランス
『負担』
好きな人であれば、
負担に感じることなどありません。
「呼ばれれば、
夜中にだって飛んで行く」
「我慢をすることも、
ぜんぜん平気」という方が
たまにいます。
しかし、です。
好きな人への我慢や心配事が
だんだん負担に感じるように
なることも。
はじめのうちは、
笑って許せていたとしても、
相手の行動に不審な点が存在すると、
「あらゆる出来事」に
我慢ができなくなってきます。
なぜ、「こんなに尽くしているのに…。」と
相手に怒りや疑いを持ち始め、尽くしたことの、
見返りを求めるようになります。
人は、「Win-Win(ウィン-ウィン)」
「自分が勝ち、相手も勝つ」という関係で
成り立つような所があります。
「Lose-Win(ルーズ-ウィン)」
「自分が負けて、相手が勝つ」という関係は、
学生であれば成り立つこともあります。
しかしある程度、大人な関係になると、
相手に意味を見出せなくなり、のちに
嫌いになる関係が出来上がってしまうことも。
人は、自分に良いことが
まったく無い状態が続くと
相手に尽くせなくなります。
負担ばかりが大きくなり、
関係を続けて行くことに疲れ、
飽きはじめてしまいます。
やがて関係性は終焉に向かいます。
どちらかだけが、相手に
尽くしているようでは辛いです。
お互いにメリットや
楽しいことがないと、
「一緒にいる意味がない」ように
感じてしまうことでしょう。
恋人、夫婦関係なら
なおさらかもしれません。
『援助』
お互いが好意的な関係は、
もの凄く嬉しいです。
「人を好きになる」場合、
職場やプライベート、同性、異性でも
接し方に多少の違いはあります。
職場であれば仕事のサポートやフォローに
進んで取り組み、
友達であれば、付かず離れず、
奢り奢られの関係で悩み事などを
相談し合える仲に、
そして、
恋人であれば、好きな人に
プレゼントを渡したり、
手作りな物を渡したり、と
援助や応援要素が
強くなります。
他人を援助、サポートする行為も
片方だけが行き過ぎてしまうと相手が負担を
感じてしまうことも。
相手への負担が片方だけに起きると、
お互いの関係はあまり上手く行きません。
ギクシャクして来ます。
「過剰な援助」は、
相手に申し訳なさをもたらし、
過剰な「行き過ぎ、やり過ぎ」には、
注意が必要です。
周りに人がいなくなる?という
不思議な現象が起きるかもしれません。
「行き過ぎ、恐怖?」
「やり過ぎ、注意!」です。
まとめ
人は、時間と行動、選択の自由、
心配、不安に束縛、
このバランスを保ちながら
生きています。
もちろん、「もっとたくさんある」
という人もおります。
人は、自分のことだけで精一杯です。
他人に使う時間などありません。
しかし、
「あなたのためなら、負担が
大きくてもかまわない」
「他人のためになら出来る」
ということもあります。
例えば、
「自分のためになら要らないもの」でも
「他人のためになら買えるもの」も
存在します。
人間は不思議な生き物です。
「Win-Win(ウィン-ウィン)」
自分も勝ち、相手も勝つ、
この関係性が出来上がると、
もの凄く良い関係性でいられます。
「Lose-Lose(ルーズ-ルーズ)」
自分も負けて、相手も負ける、
この関係性であると、お互いに
凹(へこ)みますが、良い関係性は、
保てる気がします。
これも自分と
相手による所でもあります。
「Win-Win(ウィン-ウィン)」
自分も勝ち、相手も勝つ。
「Lose-Lose(ルーズ-ルーズ)」
自分も負けて、相手も負ける。
この二つの関係性が、バランスを
保つ良い関係性に感じます。
これが「自分が勝って、相手が負ける」
「自分が負けて、相手が勝つ」という事では、
良い関係性は育ち難いかもしれません。
これが、勝負の世界となると、
また話しは別になりますが、
職場やプライベートな人間関係では、
「自分も勝ち、相手も勝つ 」
「自分も負けて、相手も負ける 」
関係性であることがお互いに
ベストな関係であると
言えるのではないでしょうか。
「負担と援助のバランス」を
いかにして保守できるかが、
人間関係で立ち止まらない、
秘訣、なのかもしれません。
なんでもバランスが
大事ということですね。
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